タコ(胼胝腫)厚く硬い角質を解消

咲き誇る桜の花、清々しい緑に心はずむ春。春になると着衣は厚いタイツからストッキングに、履物もブーツからパンプスに替わり、春から夏に向けて足元が見られる機会も増えてきます。

見られることも無いからと、冬の間はぬくぬくと過ごしすっかり油断しきっていた足のケア。そろそろ始める時期ですよw

 

角質が厚くなりやすい足の場所と原因

見た目に醜く恥ずかしいタコ(胼胝腫)
見た目に醜く恥ずかしいタコ(胼胝腫)

厚く硬くなった角質、ほとんど痛みは感じないけれど、見た目に醜く恥ずかしいタコ(胼胝腫)

魚の目と同じく、タコは圧迫や摩擦による刺激に対抗する皮膚の防御反応です。いつも同じ場所に圧迫・摩擦などの刺激があることで、防御反応から皮膚の角質が硬く厚くなってしまいます。

足の裏や指のふち、指の間などで多く見られますが、タコ(胼胝腫)はできる場所によって多少原因が異なります。

 

足の裏・足の側面にできるタコ

親指・中指の付け根あたりにできるタコ
主な原因は”踵が高い靴”です。俗にヒールダコとも呼ばれ、女性の足裏で最も多く見られるタコです。

 

親指または小指の側面の角質が厚く硬くなってしまう
歩き方の癖が主な原因です。親指の側面にタコができる方は、いつも親指に力を入れて歩いている、小指の側面の場合は、足先が開き踵を鳴らすような歩き方をしている場合が多く、歩き方の癖から外反母趾、または内反小趾になってしまっいてる方も多く、後天的なO脚も疑われます。

 

つま先周辺にできるタコ

指と指の間、指の関節(足裏でなく表側)
靴が小さ過ぎて圧迫が続いている、または大き過ぎることで擦れてしまったり、足の指に力が入ってしまっていることが原因です。

 

親指または小指の付け根あたり(側面でなく表側)
先端が細い靴、またはつま先に荷重が寄ってしまうハイヒールなどが原因で圧迫状態が続いていることが主な原因です。

 

男性にも多いかかとにできるタコ

かかとの場合はあまりタコと呼ぶことはありませんが、踵の角質が厚く硬くなる原因は同じです。頻繁に手入れしている方は、やはり靴が大きすぎる(または小さすぎる)ていて足にフィットしていない可能性大。
男性が履く一般的なビジネスシューズは踵の末端部分がフィットしていない場合がほとんどです。

 

タコ(胼胝腫)ができる場所を問わず、共通しているのはいずれも概ね「靴が足に合っていない」こと。
ハイヒールやパンプスなどの先端の細い靴を履いたり、ストッキングで靴を履くこと、さらには冷え性で新陳代謝が悪い(古い角質がたまりやすい)といった理由もあり、足のタコ(胼胝腫)は女性特有の症状と言っても過言ではありません。

足の変形もタコ(胼胝腫)ができる原因

女性に多い外反母趾・内反小趾、扁平足や開張足など足に変形がある場合、身体を支えるバランスが崩れてしまっているために特定の場所に圧力が集中、タコができやすい状況です。

実際ひどい外反母趾の方の足には魚の目、またはタコ(胼胝腫)が必ずできています。

 

タコを治す

よほど酷い状態でなければ痛みを感じたり、歩くことに支障がある訳でもありません。早いうちなら入浴時に柔らかくなった角質を削るのも容易です。例えかなり酷い状態になるまで放置しておいたとしても、自身で角質削り・フットファイルなどを使って削る・除去することも難しくはありません。

タコは自然に消えてなくなることはまずありません。靴・歩き方・足形の変形など、何らかの原因で出来てしまうのですから、それらの原因を改善しない限り、同じ場所にまたできてしまう…いつまでも、何回も出来ては削るの繰り返しです。

 

タコを予防・防止のために

タコができる原因から、再発の予防は“足に合った靴を履く”ことなのは明快です。また、身体を支えるバランスを整えてやるなど、以下のような効果から、オーダーメイドインソールを合わせて使用することをお勧めします。

オーダーメイドインソールで得られる効果

  • 歩き方の癖や身体姿勢のバランスが改善する
  • 土踏まずなど足裏アーチのサポートが得られるため圧力を分散できる
  • 複雑な足裏の形状にぴったりフィットする(足裏全体で荷重を受けられる)
  • 足が靴の中で擦れない(靴との相乗効果)
  • 足の変形を治す効果がある(次第にタコや魚の目もできにくくなってゆく)

靴の中で部分的に擦れたり圧がかかったりしない、歩き方の癖も次第に矯正されて行き、外反母趾・内反小趾・O脚などの改善にも効果がありますから、角質が厚く硬くなってしまうことも少なくなる効果が期待できます。

 

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