タコは疾患の前触れ

厚く硬くなった角質、痛みを感じることも少ないので放置しがちなタコ(胼胝腫:べんちしゅ)ですが、実はタコは足のトラブル、足の疾患の前触れなんです。

痛みを感じるほどのタコは当然、タコと言うほどでなくても足裏や指に角質が厚く硬くなっている場所がある場合も要注意、将来のトラブルを防ぐためにも、早いうちから対処することが大切です。

Photo courtesy of Ken Whitney, MD
MSDマニュアル Photo courtesy of Ken Whitney, MD

タコができる場所と将来心配な足の疾患

タコができる主な原因は、足に合っていない靴や、歩き方の癖にあることは「タコ(胼胝腫)厚く硬い角質を解消」にも記しましたが、タコは皮膚の角質を硬く、厚くすることで局所的な圧迫や摩擦から足を守る生理的な働きの現れで「負担がかかりすぎている」という足からのSOS。

つまり、タコが出来てしまうほどの足への常時の負担は、足のトラブルや疾患を引き起こす原因としても十分な訳で、タコが出来ている場所と原因から将来なるであろう足のトラブルを予測することができます。

実は自身では気付いていないだけで、既に何らかのトラブルを抱えている可能性もあります…
 

足の裏のタコ・角質:主な原因と心配される足の疾患

足裏のタコの出来る場所
足裏のタコの出来る場所
①親指、親指の付け根

主な原因:ヒール靴、大きい靴

②中指の付け根

主な原因:ヒール靴、大きい靴、猫背など前寄荷重の姿勢

  • 開張足
③小指の付け根

主な原因:歩き方の癖、O脚、踵の歪み

④指の間(角質)

主な原因:ヒール靴、つま先の細い靴、サイズが合っていない靴

  • 外反母趾、内反小趾、開張足
⑤指の基付近

主な原因:大きい靴、歩き方の癖、猫背など前寄荷重の姿勢

⑥外側くるぶしの下付近

主な原因:歩き方の癖、O脚、踵の歪み

足の表・側面のタコ・角質:主な原因と心配される足の疾患

足表のタコの出来る場所
足表のタコの出来る場所
Ⓐ指先

主な原因:大きい靴、ヒール靴

  • ハンマートゥ
Ⓑ指の関節(角質、黒ずみ)

主な原因:サイズの合っていない靴

  • ハンマートゥ
Ⓒ親指の側面

主な原因:大きい靴、歩き方の癖、踵の歪み

Ⓓ小指の上~側面(擦れ)

主な原因:サイズの合っていない靴、ヒール靴、つま先の細い靴

  • 内反小趾、靴擦れ
Ⓔ小指の付け根付近の側面

主な原因:大きい靴

  • 靴擦れ
Ⓕかかと(角質)

主な原因:大きい靴、靴の履き方、靴の踵が潰れている、乾燥

足と靴が合っていないことに原因の大半があるように見えますが、健康な足であれば日常の生活でタコができることはほぼありません。タコが出来るということは、何らか足の筋肉やバランスなどの問題が既に出始めていると言えます。

 

タコや硬い角質はどうすれば?

痛みを感じないからと言って放置せず、先ずは厚く硬くなった角質を削り取りましょう。

最も確実で適切なのは皮膚科を訪れること。通院が煩わしいようなら自身で削り取っても良いのですが、市販されている「タコ削りカッター」などを用いて性急に削ろうとすると、下部組織まで痛めてしまい出血を伴うような怪我にも成り兼ねません。皮ふを傷めない専用の医薬品を用いる、または数日~数十日をかけて、入浴時に柔らかくなった部分だけを軽石などで少しずつ擦り取るようにしましょう。

6割以上が「タコや魚の目を“自己処理”した経験がある」と回答!その結果症状が悪化したケースも

ただ、タコができてしまう原因を改善しなければ、タコは必ず同じ場所に大きく育ってしまいます・・・

 

日頃から足と足指のケアを

まずはお風呂で丁寧に洗いながら、自身の足を観察してみましょう。巻き爪や肥厚爪など、タコが出来ている方の多くに爪に異常が見られます。小指が折れ曲がって爪が外向きになっていたり(内反小趾の進行)、立つと人差し指・中指・薬指の爪が下向きで見えづらい(屈み指・ハンマートゥ)など、足指が変形しているかも知れません。

毎日の入浴時に変形している足指を揉んだり引っ張ったり、つま先から踵までしっかり丁寧に洗いながら、足と足指を優しくマッサージしてやる、お風呂上りに保湿クリームを塗る、ただこれだけでもタコができにくくなる効果が見込めます。

 

歩き方と姿勢を正す

歩き方の悪い癖や姿勢の悪さは、体重を受け止める足への負担が増すばかりか、足と足指のトラブルへと直結します。

試しに、普段通りのリラックスした姿勢から軽く垂直飛びをしてみましょう。元立っていた場所から随分前方に移動していませんか?姿勢、前後の荷重バランスが良い方なら、ほぼ元の位置に着地できます。

猫背、足元を見て歩く、スマホ歩きなど、タコができている方の多くが「前足部寄りの荷重バランス」になっています。

自身の歩き方や姿勢のどこがどう悪いのかなんて知る由もありませんし、人それぞれ。理想的な姿勢や歩き方を文章で表現したところで実践できる訳もないのでここでは控えますが「なるべく遠くを見ながら、胸と腰を反らず、軽く下腹部に力を込めて」歩くだけでもタコができにくくなる効果が見込めます。

 

足に合った靴を履く

足にタコができる直接的な原因の多くは靴にあります。

日本人は靴を脱ぎ履きすることが多いため脱ぎ履きし易い靴を選ぶことが多く、毎回靴紐を結び直さずに履くことが半ば一般的。また、足が靴の中で締め付けられるような感覚を嫌って必要以上に幅広の靴をサイズを選ぶことも多く、結果としてスポッと履ける大きめの靴を履いている方が多数派です。

また、パンプスなどファッションを重視するあまりに足に合わない靴を我慢して履いている方が多いのも実情です。

大きいサイズ・ワイズの靴やヒール靴は、靴の中で足が動くことで足と指は擦れてしまう、つま先に足指は押し込まれてしまう、踵に隙間が出来て足が固定されないために常に足指が靴底を踏みしめる…

そうした習慣がタコができる原因であり、同じくして足の疾患・トラブルを抱えてしまう原因でもあるのです。

  

タコが出来ない靴選びのポイント

自身の足に合った靴を選び、正しく履くことが重要です。「自身の足に合った靴」を見つけるポイントは

  • サイズ(足長:足の長さ)とワイズ(足囲:親指と小指の付け根の周囲長)が合っている
  • 履き口・甲を固定できる

の2点が最重要。サイズ・ワイズに関しては、一度靴屋さんで測ってもらうと良いでしょう。

そのほかにも、踵が硬くしっかりしている、歩く力が逃げない構造など、本当に足に良い靴を選びたいのなら「良い靴の条件・選び方」を、 履き口・甲が固定でないパンプスやヒール靴の場合は「パンプスを履くと疲れる・痛い…は何故?」を参考にしてください。

ファッションや雰囲気などを無視して「何が何でも足に合った靴を履く」必要はありません。例えば仕事上パンプスやビジネスシューズを履かなくてはならないのであれば、出来るなら通勤の靴とは履き替える、僅かでも前滑りしない形状・ヒールを選ぶなどの工夫が出来ればより良ですよね。

先ずは「自身の正確なサイズ・ワイズを知る」こと、その靴の履き感がどういったものかを試し履きをして体験すること、そして、タコの予防効果について正しく知ることが大切です。

 

オーダーメイドインソールも効果大

当店で「タコができる原因」を改善・解消しませんか?

オーダーメイドインソールを靴に入れると、土踏まず部分ほか足裏の元々地面と接していない部分へも立体的にフィットしますから、足の裏全体で荷重を受け止めることができるため、タコが出来てしまう原因の「局所的な負荷」を大きく軽減。また、靴の中で足がズレないようにするのにも効果的です。

足のサイズ・ワイズの正確な計測と足に合った靴の提案、タコが出来ない靴の正しい履き方・歩き方のレクチャー、そして何より外反母趾など将来が少し不安な足形の変形や扁平足・開張足の予防・改善も合わせ、全力でタコのお悩みの解消のお手伝いをさせていただきます。

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