屈み指(ハンマートゥ)原因と治し方

足の指に力を入れていなくても、足指がグッと力を入れた状態のように下向けに曲がってしまっている状態を屈み指(かがみゆび)と言います。

立った状態で足先を見て、指先が下を向いていて爪が見えない、見えづらいなら、その指は屈み指と呼ばれる足指の変形で、「足裏、足指の上、足指の先などにタコやマメができる」「靴を履くと痛むことがある」「足裏の指の付け根あたりが傷む」などの症状が見られます。

 

屈み指(ハンマートゥ)とは

足の指の関節が下向けに曲がったままの状態、屈み指(ハンマートゥ)。主に足の人差し指、中指に発症しやすく、足指じゃんけん(グーやパー)など、自身で関節を動かすことができるならまだ軽度、ほとんど動かなくても、手指を使って関節を曲げたり伸ばしたりできる状態なら中度。

自身で改善することができる、改善の見込みがあるのは中度までで、気付かないまま放置して症状が進行してしまうと、手指を使って動かそうにも、関節が固まってしまって動かない状態(重度)になります。こうなってしまうと、外科手術以外に改善は見込めなくなります。

他の4趾と違い、指先の骨と関節が一つ少ない「母趾(親指)」は、屈み指になることはありません。

 

屈み指の症状と原因

正常な足の指は真っすぐに伸び、地面に対してほぼ平行なのに対し、足の指が折れ曲がってしまっている屈み指。曲がったままの関節が、正常な足指には無い“角”を作ります。

足指の骨の正常な状態
足指の骨の正常な状態

突出した関節の角が靴の上部と擦れたり、指先や指の付け根も靴の底と擦れることが多くなるため足指の上、足指の先、足の裏などにタコやマメができます。

また、靴を履くと硬くなったタコに痛みを感じたり、形状によっては足裏の指の付け根あたりも骨が突出してしまうため、長い時間を歩くと前足部の足裏に傷みを感じることも多く見られます。

変形してしまっている足指の形状、突出して太く見える関節、指の関節や指先に出来たタコや擦れた跡。見た目にも悩ましい屈み指は、足指関節の形態・状態から「ハンマートゥ」「クロウトゥ」「マレットトゥ」の3種類に分類されます(これらを総称して「ハンマートゥ」)
 

ハンマートゥ

ハンマートゥ
ハンマートゥ

足指の第一・第二・第三関節のいずれも折れ曲がり、逆Z字形になっている、最も多く見られる状態

クロウトゥ

クロウトゥ
クロウトゥ

第一・二関節、または第一・二・三関節が折れ曲がり、指が内向きに巻いている状態(鉤爪趾:かぎづめゆび)

マレットトゥ

マレットトゥ
マレットトゥ

第一関節だけが曲がり、指先が下を向いている、気付き難い屈み指(槌趾:つちゆび)

形状の違いは、足指が屈み指になってしまう原因・状況により異なりますが、足の指が曲がってしまっていると上手く力を伝える、荷重を支えることが出来ないことから、直立・歩行時に身体のバランスが崩れやすくなります。

足は身体の土台、無意識のうちに常に脚や腰を中心とした多くの筋肉を使ってバランスを取っているいる状態が続くことから、慢性的に疲労・膝痛・腰痛・肩こりなどを感じやすくなってしまいます。

また、足の爪が圧迫されて伸びる速度が遅くなることから、爪が分厚くなってしまう「肥厚爪」を併発することが多いようです。

 

主な原因①:足に合っていない靴

変形した足指の形状を問わず、いずれも先天的、または関節リウマチ・痛風・糖尿病などの疾患、突き指などの外傷に心当たりが無いなら、主な原因は「足に合っていない靴」にあります。足に合っていないとは・・・

小さすぎる靴

足幅が狭い、肉付きの少ない細身の足をされている方に見られる傾向で、靴のフィット感を重視するあまり「小さ目の靴」を好んで選ぶことで、靴の先が窮屈になり、足指を曲げて靴を履くことを続けているうちに屈み指に

大きすぎる靴

足幅が広くなっている方や外反母趾を患う方など、指の付け根あたりの靴幅の狭さを嫌うあまりに、サイズを上げて大き目の靴を選ぶ、または前述の細身の足の方がサイズだけを合わせて靴を選ぶなど、靴が足に合っていないルーズな状態に。靴の中で足が前後または左右にズレてしまうことを防ごうと無意識に足指に力がはいっている(踏ん張る、地面を掴もうとする)状態が続くことで屈み指に

ヒールが高い靴を常用

足が前に滑ること、荷重がつま先寄りになっていること、これらを無意識に足指が踏ん張って支えている状態が続いたいます。また、ヒールの高い靴のほとんどがデザイン重視のために足先が狭く作られていることから足指が窮屈になることも手伝って屈み指に

 

主な原因②:靴紐がユルユル、靴紐が無い

いくらサイズとワイズ(靴の幅)の合った靴でも、靴紐を締めずに履いていると、またはスリッポン形状のように元々靴紐がなくルーズな履き心地の靴も、大きすぎる靴と同じように「靴の中で足が前後・左右にズレて」しまうために「無意識に足指に力がはいる」状態が続くことで屈み指になって行きます。

 

主な原因③:足形の変形・足裏アーチの低下

実際に屈み指になってしまっている方の多くに、外反母趾内反小趾などの足形の変形、足裏アーチ(土踏まず)の低下による扁平足開張足の症状が見られます。

それぞれ主な原因は異なるものの「身体のバランスを保つことが難しいくなっている」ことは共通しており、歩く際にバランスを保とうと無意識に足指に力が入る(踏ん張る、地面を掴もうとする)、過度に使われる足底の腱が指先を引っ張ってしまうことと合わせ、屈み指が進行して行きます。

また、足形の変形・足裏アーチの低下が原因の場合、力の入っていない別の指は、屈み指とはある意味真逆の浮き指巻き爪になっている場合も。

 

屈み指(ハンマートゥ)を改善

骨や関節の形状が変わってしまっているのですから、手っ取り早いのは外科的治療なのは間違いありませんが、治療に日数を要すること、さらに屈み指は炎症などを伴わない場合が多いため自由診療(保険適応外)なので治療費は全額自己負担…。

屈み指(ハンマートゥ)になってしまった原因は概ね見当がつく、思い当たる節があるはずですから、時間をかけて以下のような「自然療法(薬や手術を行わない代替医療)」での改善を目指しましょう。

  • 足に合った靴を履く
  • 足の指をしっかり伸ばして歩く
  • 足指じゃんけんや手指で伸ばしてやるなどのストレッチ
  • 自宅ではスリッパを履かず、五本指の靴下(または裸足)で過ごす
  • 足形の変形・足裏アーチの低下を改善する

但し、該当の指は自身で動かすことができない、手指で伸ばそうにも伸びない…場合(重度)は、整形外科での診療以外に改善策はありません。そうなってしまう前に、慢性的な疲労・膝痛・腰痛・肩こりなどを感じる前に、少しでも早く改善したいものです。

 

お悩みの相談は無料

お客様それぞれの屈み指(ハンマートゥ)の状況によって、「足形の変形・足裏アーチの低下」についてはオーダーメイドインソールの使用を、「足指を伸ばして歩く」ための靴、さらに「足指をしっかり伸ばせる効果的な歩き方」の指導まで、時間をかけてしっかりサポートいたします。

自身で調べる、工夫するなどアレコレ悩む前に、先ずはお気軽に当店へお越しください。お悩みと改善方法などのご相談、「足に合う靴」を見つけるための正確なサイズの計測は無料です♪

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