猫背が扁平足の原因?!

猫背が原因で扁平足に!と言われてもイメージできないかもしれません。

扁平足は、疲れやすい、足裏の痛みや足形の変形など、足のトラブルの元凶なので聞き捨てなりませんよね。

肩こりや腰痛など、猫背は身体に様々な悪影響があることは理解できるでしょうけれど…

 

猫背とは

座った猫のように、背中が丸まった姿勢を一般的に「猫背」と呼びます。

猫背
猫背とは座った猫のように、背中が丸まった姿勢のこと。

人の背中は、背骨(脊椎)が緩やかにS字状に湾曲した形で支えられています。

S字カーブは、歩く、走るなどの動きで生じるショックをバネのよう吸収します。

また、背骨の頂点あるおよそ4kgもある頭の揺れを抑える、身体が前後に倒れないようバランスを取る、などのために必要な形なのです。

そのS字カーブが胸椎(首の付け根から腰あたりにかけて)で極端に湾曲してしまっている状態が猫背です。

  

猫背になる原因

猫背の人は「昔から姿勢が悪い」「悪い癖」となどと片付けてしまっているでしょう。

でも、実は、単に癖で猫背姿勢になっているのではないのです。

首猫背・反り腰猫背・背中猫背
左から重心位置が真っすぐ揃う正しい姿勢。前に出た重い頭を支える首猫背。骨盤が前に傾きお尻が突き出す反り腰猫背。背中側と比べてお腹側の筋肉が弱くなると膝やお腹が前に出て骨盤が前傾して背中猫背(スウェイバック)に。

歩きスマホや足元を見て歩く癖、デスクワークなど、顔が前に突き出る、下向き加減などの日常の行動。

それらは、重い頭を支えるために背中が丸まり、背中の湾曲を補正するために骨盤が後ろに倒れ、結果として「猫背」になります。

ただ、この前屈みの悪い姿勢も、日常的でなければひどい猫背にはなりません。

逆に、常にこのような姿勢を続けているなら、背中側に比べてお腹側の筋肉が使われないため、身体の筋肉バランスが次第に崩れて背中猫背(スウェイバック)になります。

そのほか、立っている時の荷重が極端につま先寄り、または踵寄りである。足首が硬い、膝が折れ曲がっている、腹筋が弱い。それら様々な日常の癖や姿勢が身体のバランスの崩れさせます。

そのバランスの崩れを、身体の軸である背骨のS字カーブを湾曲させて補っています。

それが猫背の真の原因なのです。

つまり、言い換えると、身体バランスが崩れていると猫背になるのです。

 

良い姿勢に見えても…

例えば、ヒール靴を常用している人の多くに反り腰気味な傾向が見られます。

反り腰は、酷くなければ一見して良い姿勢にも見えますが、「反り腰猫背」または「お腹猫背」という名が付く悪い姿勢なのです。

ヒール靴での歩行は、常につま先立ちに似た状態。ふくらはぎは緊張し続けています。

ふくらはぎの緊張は、ハムストリング(太もも裏側の筋肉群)を緊張させます。さらに、それは身体の裏側、背中側の筋肉全体の緊張状態へと繋がります。

腰の筋肉の緊張は骨盤を前へ傾かせ(反り腰気味になり)ます。悪化した荷重バランスは、胸椎が大きく湾曲することで整えられます。

つまり、骨盤の前への倒れを補うために、脊椎のS字カーブが崩れてしまうのです。

 

胸を張るのも問題アリ

顔が前に出る猫背姿勢を改善しようとすると、多くの人は胸を張る姿勢を取ります。

胸を張ると、背中から腰の筋肉が緊張します。

一見良い姿勢に見えますが、これは反り腰の状態と同じです。骨盤が前に傾いてしまうので、脊椎のS字カーブがバランスを補うために湾曲します。

必要以上に胸を張る姿勢は、脊椎に負担のかかる良くない姿勢なのです。

 

扁平足になる原因?!

猫背姿勢は、頭がや膝が身体の前方に出ていて、骨盤が後ろに傾いています。

一見猫背に見えない、反り腰や胸を張る姿勢の場合は、骨盤が前に倒れ腹部が前に出ます。

このような骨盤が前後に傾く姿勢は、荷重バランスが̘前寄りになります。このため、前足部で体重を多く受け止めるようになります。

必然的に足裏の内側縦アーチ(土踏まず)は潰れ、伸びている状態に。また、足の裏の筋肉は疲れてしまう状態が続きます。

そして、土踏まずが潰れ気味になると、土踏まずの頂点あたりを引き上げている腱が引っ張られます。

この腱が引っ張られると、繋がっているふくらはぎの筋肉を緊張させます。緊張したふくらはぎはアキレス腱で踵を引っ張り、踵がさらに土踏まずを引っ張り伸ばします。

また、常態化するとこの腱が伸びてしまい、足裏の内側縦アーチ(土踏まず)を引き上げる力を次第に失います。

さらに、ふくらはぎの筋肉は外側くるぶしの下とも腱で繋がっていて、この腱が引っ張られると足は内向きに倒れ(回内)ます。

荷重のバランスの崩れが、結果として、足裏の内側縦アーチ(土踏まず)が低下しやすい状況、つまり、扁平足になりやすい状況にします。

 

猫背は足のトラブルの元凶

猫背姿勢は扁平足になり易いだけではありません。

前足部で多く荷重を受け止めてしまうため、足裏の横アーチも崩れがちです。

足裏の横アーチが崩れると、足の幅が広がります。それは、外反母趾内反小趾の直接的な原因です。

また、着地の衝撃を緩和できないため、前足部の足指の付け根あたりに痺れるような痛み、中足骨骨頭痛にも悩まされるでしょう。

 

猫背姿勢の改善は扁平足ほか、様々な足のトラブルの予防に繋がります。

既に足腰に何らかトラブルが生じているようなら、足元のバランスの崩れが猫背にさせているという逆現象もあり得ます。

 

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