暑さを避けてウォーキング。朝と夜、どっちがいい?メリットと注意点

東海地方の各地では最高気温が40℃近くにもなる、異常に早く始まった今年の夏…

生活習慣病や運動不足の改善、ダイエットほか、ウォーキングの目的は人それぞれに違うでしょうけれど、こう暑くってはウォーキングどころではありませんよね。

この時期は、比較的すごし易い朝、または夜のウォーキングがおすすめです。

真夏のウォーキング 朝と夜のどっちがいいの?
真夏のウォーキング 朝と夜のどっちがいいの?

朝ウォーキングのメリット

早朝から朝のうちにウォーキングをする最大のメリットは、一日の中でも比較的気温が低いということでしょう。

また、爽やかな朝の空気、青く澄んだ空の下でのウォーキングは気分爽快。ストレスの解消にも繋がります。

歩き始めると眠気でぼんやりしていた頭もスッキリ。

身体が目覚めてくる感覚は、寝起きが血糖値が低いことの現れなのですが、その状態での運動は、脂質が多く消費されると言われています。

また、脂肪の燃焼効果はウォーキングの後も持続します。ダイエットや生活習慣病の改善が目的なら、朝ウォーキングは高い効果が望めます。

朝起きることさえできれば習慣化し易いことも朝ウォーキングのメリットでしょう。

早歩きを織り交ぜた、少し強度を上げたウォーキングが高効率でお勧めです。

朝ウォーキングの注意点

目覚めたとは言え、脳も身体もまだ起きていません。動きや感覚、注意力も鈍く、ケガや事故に繋がる可能性は少なくありません。

ストレッチなどの準備運動をして、身体と頭を起こしてからスタートするように習慣付けしましょう。

また、睡眠中にはたくさんの汗をかいています。いくら気温が低目とは言え、スタート前の水分補給は必須です。

そして、空腹のままでは血糖値が低すぎるかも。

朝食を頂いてからのウォーキングが理想ですが、何かと忙しい朝です。水分補給も兼ねてスポーツドリンクやジュースなどで手早く補給すると良いでしょう。

 

夜ウォーキングのメリット

朝が弱くて起きられない人、日焼けが気になる人にも好都合な夜ウォーキング。

夕暮れから夜にウォーキングをする最大のメリットは、時間に余裕があることでしょうか。

一日身体を動かしていたのですから、朝のように身体や脳を起こしてやるための準備運動も、ほとんど必要ありません。

そして、適度な疲労感が深い睡眠へと繋がるのも夜ウォーキングのメリット。

ただ、直後の就寝は寝つきが悪く逆効果。夜ウォーキングの後は、入浴と夕食を頂くなど、ゆっくりとした時間を過ごしたいものです。

朝と比べて気温は高めですから、ややゆったり目に長めの時間をかけたウォーキングがお勧めです。

夜ウォーキングの注意点

足元が見えにくく躓きやすいため、未舗装路は避けた方が良いでしょう。また、公園などでは暗闇な場所も多く、避けた方が無難です。

灯りのある、歩き慣れた、舗装されたコースが理想です。

そして、車や自転車などの運転者から視認されにくいことが夜の最大の注意点。自身の存在を早く認識してもらえるよう、光を反射するリストバンドやリフレクター、小型の点滅ライトなどの着用は必須です。

また、食事から随分時間が過ぎている、空腹状態なら、朝ウォーキング同様に水分と少しのエネルギーを補給してから歩き始めましょう。

帰宅直後の美味しいビールも楽しみですが、水分を控えるのは絶対にダメですよw

 

無理しないこと。

朝と夜のそれぞれ異なるメリット。

単に暑さと日差しを避けるというだけでなく、自身の生活スタイルに合う時間帯のウォーキングなら習慣化しやすいのは間違いありません。

それでもやっぱり無理は禁物。

気が向かない、気温が高すぎる、億劫…などと感じた時は「1回休み」で良いんです。それが習慣化のコツかも知れません。