モートン病 足がピリピリ痛い

足の指の間やつけ根あたりがピリピリする・ズキズキする・刺すような痛み・灼けつくような痛み…日常ではあまり感じることの無い痛みや痺れを感じる、痛みの場所あたりにコブのような塊がある…

その症状は、中高年世代の女性を中心に悩んでいる方も多いのに認知度の低い“モートン病(モートン神経種)”という足の病です。

 

モートン病の症状と原因

神経性の痛みを感じるモートン病
神経性の痛みを感じるモートン病

足の指に通っている神経がコブ状に腫れ、歩くなどの動作の際に神経が刺激されることでピリピリ・ズキズキ・刺すような・灼けつくような神経性の痛みを感じるモートン病(モートン神経種)。痛みは強いことも少なくなく、下腿まで及ぶこともある神経障害です。

日常的に中腰の態勢を強いられる職業の方や、ハイヒールを常用する女性など、足先がつま先立ちに似た形が長時間続く、足の神経を圧迫し続けることが主な原因です。大抵患部に痛みを感じやすいコブ状の神経腫(仮性神経腫・神経細胞の塊)ができます。

また、ハイヒールに限らず足の指を常に圧迫する、靴の中で足の指が縮こまってしまうような小さい靴や、逆に大きすぎて歩く度に靴の中で足が滑ってズレる靴、サイズに問題が無くても靴紐を締めない、締めすぎているなどでも神経腫はできてしまいます。

いずれの場合も、身体の荷重が足の指の付け根あたりに集中している、かかと周りの関節が動きすぎるなどの理由から足の横アーチが崩れて(潰れて)しまい、神経腫が圧迫されるために痛みを感じさせます。

足の中指と薬指の間や付け根あたりが患部になることが多い理由は、中指と薬指の間で合流する太い神経が圧迫されやすい、足の横アーチが崩れているため歩き方に癖があり、身体の荷重が足の真ん中あたりに寄りやすいことになどよります(人差し指と中指間、薬指と小指間などが患部となることもあります)。

 

足の病、悩みを複数併発

足の横アーチが崩れることで神経が圧迫され痛みを生じるモートン病。足の横アーチが崩れている状況は開帳足と言う別の足の病で、モートン病を患う方は必ずと言っていいほど開帳足を併発しています。また、横アーチの崩れから足の薬指の付け根あたりに大抵タコ(胼胝腫)ができます。

痛い、痺れるから庇うような歩き方になる、なるべく歩かない、歩くこと自体を避けるようになる。

歩かないため足と脚の筋肉が落ちるとともに、足の筋肉や腱の柔軟性も下がってしまうことで、足の横アーチの崩れはさらに進行してしまう悪循環に陥ります。さらには、足の別のアーチ(内側縦アーチ、外側縦アーチ)の崩れも進行し、外反母趾や内反小趾などの足形の変形や、足底腱膜炎などの別の痛みを生じる足の病を次々と併発してしまう可能性があります。

また、同様に身体全身の筋肉量が落ちて行くことで身体軸のバランス・姿勢が悪くなることが、肩こりや頭痛、膝痛・腰痛などの身体の不調にも繋がりかねません…

 

治療・対処方(保存療法)

先ずは足の横アーチを崩れさせた原因である姿勢やハイヒールなどの使用を避けることが重要です。

足指がしっかり伸びることができ、身体の加重を足裏の3ツのアーチで支えられる足に合った靴を履き、歩くことで自然に足の横アーチは形成されて行き、同時に痛みも解消して行きます。

歩くことで感じてしまう痛みを軽減させる、神経への圧迫を減らすためにインソールを用いた装具療法、関係する足の筋肉を強化するためのリハビリ運動を続けることで、多少時間をかけて症状の改善を図ります。

 

装具療法(足に合う靴とインソールを使用する)

足のアーチをサポートするインソール(靴の中敷き)を用いることで、足への衝撃を吸収し、痛みの原因となる神経への圧迫を減らすことができます。

痛みが緩和されるため、痛みを庇うような歩き方の癖が修正できます。姿勢が良くなり、歩いても疲れを感じ難くなるといった好循環が生まれることで、足裏のアーチが次第に回復し、幹部への圧迫が減り、痛みはさらに緩和して行きます。

市販のインソールは必ずしも足の形状や症状に合うと限らず、痛みが強くなる可能性すらあります。ひとり一人の足に合わせて作るオーダーメイドインソールの使用が装具療法の基本です。

 

リハビリ運動

モートン病の症状は、足の裏の筋肉を緩めてやることで軽減されます。正しい足裏マッサージを自身で行うのは難しいので、青竹ふみ運動をお勧めします。誰でも、特に指導せず簡単にできる上に効果は上々。痛みを感じる幹部周囲は避けて、じわりと体重を預けるだけでも可、毎日1~2分程度で十分です。

モートン病の原因の一つに、足の裏の筋肉量が落ちていることが挙げられます。足裏全てにギュッと力を込めてグー、全ての指を力を込めて開いてパー。足指じゃんけんを毎日10回程度。

これらの簡単な運動、時間や回数が僅かであっても足の裏のアーチの回復には十分な効果があります。

 

整形外科医による治療

極端な足形の変形を伴わない場合においては、手術による治療を行うことは極めて稀です。薬などで痛みを抑える、モートン病の原因となった横アーチの回復や足形の変形などについて、リハビリテーションと先の装具療法(インソールの使用)で、時間をかけて改善を図ります。

 

最適な靴とインソールでモートン病を改善

当店では、正確な足のサイズを計測し、足底腱膜の働きをサポートする、お客様ひとり一人の足形に合わせたオーダーメイドインソールの製作まで、手間と時間をかけてお客様にピッタリな靴を提供いたします。

モートン病の解消は、取り組みが早ければ早いほど効果的。まだそれほどにお悩みでなくとも、オーダーメイドインソールを使用することで、先々の予防効果も大きく期待できますよ。

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参考資料:日本整形外科学会「モートン病」