O脚を治して腰痛・膝痛を解消、美脚に♪
「スカートを履くとO脚が目立つ」「足が疲れやすく歩き方が変な気がする」「ウォーキングをしていると膝が痛くなる」…男女を問わず、O脚で悩んでいる方は多く、足のラインがきれいに見えないだけでなく、さまざまな困りごとが起こるO脚。放置しておくと、見た目の問題だけでは済まされない場合もあります。
O脚の悩み
O脚はひどくなると俗に“ガニ股”と言われます。男性はさほど気にしていない方が多数派ですが、女性の場合は…
- ひざが出るスカートを履くことに抵抗がある
- スリムなパンツやレギンスが似合わない
- 下半身が太く見える
などが代表的な悩みでしょうか。
見た目以外に、O脚の男女に共通して腰痛や膝痛に悩まされている方が多いという問題があります。
実は、膝や関節への負担が積み重なった結果、徐々に関節の変形が起こる「変形性膝関節症」を起こし、痛みを感じている可能性が高く、悪化すると歩くことすら困難になることもあります。
O脚になる原因
O脚とは、両膝が外側に彎曲した状態のことを言い、踵をつけて立った時に両膝の間が開く状態、正式には内反膝と言います。O脚と似た症状として両膝はつくが膝から下が丸く広がるXO脚というのもあります。
O脚の原因は生理的な変形と病的な変形があります。一般に乳幼児期には生理的にO脚で、徐々に外反して2~6歳頃にかけては逆にX脚傾向となった後、7歳ぐらいで成人の下肢形態なります。生理的なO脚の場合は左右対称で、痛みや機能障害はありません。
病的なものとしては、靱帯の異常(内側・外側側副靭帯などのゆるみや欠損など)、先天的・後天的な大腿骨・脛骨の形態異常、外傷後の変形(骨端線損傷や骨幹部外傷など)などが挙げられます。
少し分かり難いので、O脚になってしまう原因、具体的な日常生活での習慣を挙げてみます。
- いつも足を組んで座る
- 浅く腰掛け、背もたれに身を預けるだらしない座り方
- 足に合っていない靴
- 踵のないスリッパやサンダルを履くことが多い
- ハイヒール(つま先を圧迫する靴)
- 運動不足、体重の増加
日常生活での悪い習慣や、踵が片減りしていたりブカブカ、または窮屈などの歩行に適さない靴を履いていると、下肢の筋肉や骨盤に歪みが生じる、身体の軸のバランスが崩れ、腰椎がねじれたりして股関節が内側にねじれて外側に開き、膝が外に向いてゆきます。
また、靴や歩き方の癖で身体の重心が足の小指側に傾いてしまっていると、足の外側の筋肉が発達し股関節が外に向かって開くため、O脚になってしまうこともあります。
O脚を治したい
O脚は自分で治せます!
病気が原因でのO脚ではない場合、以下のような対処療法を続けることでO脚の進行を抑える、腰痛や膝痛を改善することができます。
O脚を治すための対処療法
- 原因となる先の生活習慣を見直す
- 下腿に筋肉をつけるために運動をする
- 股関節を中心にストレッチをすることで可動域を広げる
- 靴にインソール(中敷き)を入れる
姿勢を正して骨盤を立てる、筋力をつけて膝関節や骨盤にゆがみが生じないようにする。中でも、医療機関でも勧めているのが”靴にインソール(中敷き)を入れる”ことです。
ここで言うインソールは、靴の内側に角度を付けて傾かせることで強制的にO脚を矯正する”O脚矯正インソール”のことではありません。かなり特殊なケースでは専門の医療機関でO脚矯正インソールを用いた治療が行われる場合もあるようですが、足の他の部分に疾患を抱える可能性があります。
靴にインソールを入れるのはO脚を矯正するためではありません。
悪い生活習慣や歩き方の癖が原因の足や骨盤の歪み、今までO脚になりがちだった歩き方や姿勢を、足に合った靴とインソールを使うことで自然に改善することができます。
また、足裏のアーチを支える構造と足にピッタリフィット構造から、無理なく正しく筋肉を使えるようになります。楽に歩け、結果的にO脚が改善することになります。
最適な靴とインソールを当店で
当店では、正確な足のサイズ計測、最適な靴の提案、オーダーメイドインソールの製作まで、手間と時間をかけてお客様にピッタリな靴を提供いたします。
O脚は簡単には改善できません、根気よく続ければO脚が原因での腰痛や膝痛が緩和、スラリとした美脚も期待できますよ。
2023年3月20日をもって閉店いたしました。